スバルショップ勝山「ミツヤ自動車(株)」
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ミツヤ自動車株式会社
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永平寺店 福井県吉田郡永平寺町牧福島14−3

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 自動車に関する用語集です。用語はあいうえお順に並んでいますが、より便利に使いたい場合はこちらの索引表をご活用してください。「あ」をクリックすると、「あ」から始まる用語の先頭にジャンプします。


■アーシング
…アーシングとは、バッテリーからの電気をオーディオやライトへと流す際に、ボディアースでなく、アース線で電極同士を直接つないで電気を流すことを言います。アース線はボディ(鉄)よりも電気を通す効率が良いので、アーシングをすると燃費が良くなったり、エンジンのパワーが上がったりすることもあるようです。
■アームレスト
…アームレストとは、肘掛けのことです。
■足回り
…足回りとは一般に、タイヤやホイール、ブレーキ、サスペンション類のことです。
■アテーサ
…アテーサとは、フルタイム4WDシステムのひとつです。通常は前後50:50の割合でトルクを配分し、前後どちらかのタイヤが空転した時にトルク配分を調整してタイヤの空転を防ぎます。
■アライメント
…アライメントとは、タイヤの角度のことです。向きによってトー角キャンバー角キャスター角に分けられます。タイヤのアライメントがズレてしまうと、タイヤの片減りなどにつながるのでよくありません。
■アンサーバック機能
…アンサーバック機能とは、リモコンでドアをロックもしくはロック解除をしたときに、ハザードランプを点灯させることなどによって、ロックもしくはロック解除を知らせる装置のことです。
■アンジュレーション
…アンジュレーションとは、路面のうねりのことです。
■アンダーカバー
…アンダーカバーとは、車の下回りを傷つけないためのカバーのことです。強化プラスチック製のものや、アルミ製のものなどがあります。
■アンダーステア
…アンダーステアとは一般に、カーブでアクセルを踏んだときに、ハンドルを切って本来曲がるはずの角度よりも低い角度でしか曲がらないようなステアリング特性、またはそのような現象のことです。単にアンダーとも言います。
■アンチロールバー
…アンチロールバーとは、ロールを抑えるための部品のことです。スタビライザーともいいます。
■イグニッション
…イグニッションとは、エンジンの点火装置のことです。
■イグニッションキー
…イグニッションキーとは、イグニッションを作動させるためのキーのことです。自動車のキーは普通、イグニッションキーとドア開閉のキーに同じものが使われているので、「イグニッションキー」=「自動車のキー」と考えてかまいません。
■イモビライザー
…イモビライザーとは、自動車の盗難防止のために、使用されたキーが本物であるかどうかを電子的な認証によって判断する装置のことです。キーの中に登録されたIDをコンピューターが認証しなければ「不正な操作」とみなされてしまうので、泥棒が複製したキーを使ったとしてもエンジンがかかることはありません。
■インタークーラー
…インタークーラーとは、ターボが吸い込んだ空気を冷やすための装置のことです。ターボが吸い込んだ空気はエンジンに送られるまでの過程で圧縮されるので熱くなりますが、空気が熱いままエンジンに送られてもエンジンは上手くパワーを出せないので、インタークーラーが必要になります。
■ウイング
…ウイングとは一般に、大型のスポイラーのことです。F1マシンやスポーツカーにはついていることがありますが、普通の車にはあまりついていません。設置されている位置によって、フロントウイングとリアウイングに分かれます。
■エアインテーク
…エアインテークとは、空気の取り込み口のことです。ターボ車の場合、ボンネット中央に取り付けてあることが多いです。特殊な車だと、ボディ側面にエアインテークがあることもあります。
■エアエレメント
…エアエレメントとは、エンジンの中に取り込む空気を濾過(ろか)するためのフィルターのことです。
■エアクリーナー
…エアクリーナーとは、エンジンの吸気部分についているフィルター装置のことです。外から吸気される空気の中にはとても小さなゴミが混ざっているので、それを取り除くためにエアクリーナーが必要になります。
■エアフィルター
…エアフィルターとは、エンジンの中に取り込む空気を濾過(ろか)するためのフィルターのことです。
■エアロパーツ
…エアロパーツとは、自動車表面の空気の流れを制御するためのパーツのことです。走行性能を向上させたり、見た目がカッコ良くなるという効果があります。
■エキゾースト
…エキゾーストとは、エンジンの排気のことです。また、排気音、排気装置を指してエキゾーストと呼ぶこともあります。
■エキゾーストノート
…エキゾーストノートとは、排気音のことです。
■エレメント
…エレメントとは一般に、オイルエレメントのことです。
■エンジンオイル
…エンジンオイルとは、エンジンの中を潤滑しているオイルのことです。エンジンは金属でできているので、ピストンなどが動くときに金属が直接擦れ合ってしまうと、摩擦熱によって傷ついてしまいます。それを防ぐためにエンジンの中にはオイルが使用されていて、摩擦を軽減しています。
■エンスト
…エンストとは、エンジンの回転が急に停止してしまうことです。エンジンストップの略ではなく、正確にはエンジンストールの略です。
■オーバーステア
…オーバーステアとは一般に、カーブでアクセルを踏んだときに、ハンドルを切って本来曲がるはずの角度よりも曲がりすぎてしまうようなステアリング特性、またはそのような現象のことです。単にオーバーとも言います。
■オーバーテイク
…オーバーテイクとはレース用語で、追い越しのことです。
■オーバーハング
…オーバーハングとは、車の前部分の先端からフロントタイヤまでの長さ、そして後ろ部分の先端とリアタイヤまでの長さのことです。単にオーバーハングとだけ言う場合は、前と後ろの両方を合わせて呼ぶことが多いようです。
■オーバーホール
…オーバーホールとは、壊れてしまったり不具合が出ている箇所を、一括して修理することを言います。エンジンなど複雑な部品に欠陥があると、一つの部品を修理しただけでは不十分なことがあります。そのような時には、より総合的な視点から修理をするオーバーホールが必要となります。
■オーバーレブ
…オーバーレブとは、エンジン回転をレブリミットを超えて過剰に回転させてしまうことです。
■オイルエレメント
…オイルエレメントとは、エンジンオイルを濾過するフィルターのことです。エンジンオイルはエンジン各部を潤滑するうちに、次第に細かな鉄粉などで汚れてきます。鉄粉が混ざったオイルがエンジン内を潤滑するとエンジンを傷つけてしまうので、オイルを綺麗にするためのオイルエレメントが必要になります。
回頭性
…回頭性とは、ハンドルを切った時にどれだけ曲がりやすいか、ということです。スポーツカーなど回頭性が高い車は曲がりやすいのですが、その分動きが不安定になり、運転が難しいという傾向があります。
■過給圧
…過給圧とは、ターボチャージャーなどの過給器がエンジンに空気を送るときの圧力のことです。ブースト圧ともいいます。基本的には、過給圧が大きければ大きいほどエンジンのパワーは強くなります。
■可変バルブ機構
…可変バルブ機構とは、エンジン内のバルブにおいて、吸気・排気のタイミング、位相、リフト量などを調節することにより、エンジンのパワーをより効率的に生み出すシステムです。メーカーによってはVTEC(ホンダ)、VVT(トヨタ)、AVCS(スバル)、MIVEC(ミツビシ)、NEO VVL(ニッサン)とも呼ばれます。
■キャスター角
…キャスター角とは、車を横から見たときのキングピンと垂直方向との角度のことです。
■キャンバー角
…キャンバー角とは、車を正面から見たときのタイヤと地面の角度のことです。正面から見てタイヤがハの字になったものをネガティブキャンバー、その逆をポジティブキャンバーといいます。
■キングピン
…キングピンとは、ハンドルを切ったときにタイヤが回転する中心軸のことです。
■挙動
…挙動とは、車の外見的な動きのことです。
■クーペ
…クーペとは、セダンの後部座席側の屋根のデザインが流線型に狭くなっているような形で、2ドアのスポーティなデザインの車のことです。代表車種…ニッサン・スカイラインクーペなど。
■クラッチ
…クラッチとは、エンジンとトランスミッションとの間にあって、動力を切ったりつないだりする装置のことです。ギアチェンジをするときに使われます。MT車の場合、クラッチは2枚のクラッチプレートで構成されており、クラッチペダルを踏むとクラッチプレートが切り離されます。クラッチペダルを踏んだ状態でアクセルペダルを踏んでも、車は加速しません。クラッチにはMT車に使われているような機械式のクラッチの他に、AT車に使われているような流体クラッチがあります。
■クラッチペダル
…クラッチペダルとは、クラッチを切ったりつないだりするためペダルです。普通はブレーキペダルのとなり、一番左側についています。
■クリッピングポイント
…クリッピングポイントとは、カーブを走っていて、車がカーブの内側に最も近づく点のことです。
■グリップ
…グリップとは、タイヤが地面に食いつく力のことです。タイヤの目が減るとグリップ力が落ちます。あまりにグリップ力の少ないタイヤでカーブを曲がろうとすると、タイヤが滑って曲がりきれないことがあります。タイヤが地面にしっかりと食いついてくれることを指して「タイヤがしっかりとグリップする」と表現することもあります。
■グロス値
…グロス値とは、エンジンのパワーを測るときに、車体に積み込んだときの影響を考えずに測定した値のことです。車に積み込んだ状態で測定した値はネット値と呼ばれます。
■クロスミッション
…クロスミッションとは、1速、2速といった各ギアの比率が普通よりも近いトランスミッションのことです。クロスミッションはギア比が近いので普通より早めにシフトアップしなければなりませんが、その代わりシフトアップしたときのエンジン回転数の落ち込み量が少ないので、力強い加速ができます。
■クロスレシオ
…クロスレシオとは、トランスミッションのギア比がそれぞれ普通よりも近いことをいいます。クロスレシオのトランスミッションはクロスミッションと呼ばれます。
■剛性
…剛性とは、自動車のボディの強さのことです。ボディの剛性が弱いと、車が衝突されたときに大きく変形してしまいます。また、剛性が弱いとカーブを曲がるときにボディがよじれるので、4つのタイヤが十分に接地せず、走行性能が落ちます。
■コーナリングフォース
…コーナリングフォースとは、カーブなどで自動車が曲がるための力です。タイヤのグリップが大きいとコーナリングフォースも大きくなります。
■コンパクトカー
…コンパクトカーとは一般に、軽自動車よりは大きいけれども、普通乗用車ほどは大きくない、小型の乗用車のことです。代表車種…トヨタ・ヴィッツなど。
■最小回転半径
…最小回転半径とは、ハンドルを目一杯切った状態で回転する時の円の半径のことです。最小回転半径が小さければ小さいほど、小回りが利きます。
■サイドブレーキ
…サイドブレーキとは、フロントシートの横についている手動式のブレーキのことです。ハンドブレーキとも呼ばれます。後輪のブレーキだけをワイヤーで引っ張る構造になっていることが多いです。
■サイレンサー
…サイレンサーとは、エンジンから出る排気ガスを最終的に排出する装置のことです。マフラーともいいます。
■サスペンション
…サスペンションとは、車が走っているときの振動をやわらげる装置のことです。サスペンションアームショックアブソーバースプリングなどから構成されています。
■サスペンションアーム
…サスペンションアームとは、シャシーとホイールをつないでいる部品のことです。ホイールをコントロールする役割があります。設置されている位置によって、アッパーアームとロアアームに分かれます。
■シーケンシャルターボ
…シーケンシャルターボとは、ツインターボのひとつで、低回転のときには小型のタービンを、高回転のときには小型のタービンに加えて大型のタービンも回転させることで、効率よくパワーを引き出すことのできるターボのことです。
■シフトアップ
…シフトアップとはギアを1段上げることです。
■シフトダウン
…シフトダウンとはギアを1段下げることです。エンジン回転数が低いままでギアを下げようとしても、回転数が合わないためにトランスミッションを痛めてしまうおそれがあるので、シフトダウンを行うときはアクセルを煽って回転数を合わせなければいけません。例えばギアが4速でエンジン回転数が2000rpmを保った状態から3速に入れようとする場合、そのままギアを入れようとしてもうまく入ってくれないので、アクセルを煽ってエンジン回転数を3000rpm程度に上げてやることが必要になります。
■ジムカーナ
…ジムカーナとは、舗装された広場にパイロン(コーン)などを置いて作られたコースを走る、タイムトライアル競技のことです。1台だけで走ってタイムを競うので、サーキットのように抜いたり抜かれたりということはありません。
■シャシー
…シャシーとは、自動車の車台のことです。基礎のフレームにサスペンションを組み合わせたものをいいます。
■シャシー塗装
…シャシー塗装とは、車の下回りがサビ付かないように塗装して保護することをいいます。雪国などの場合、自治体などが道に除雪剤を撒くことが多いのですが、除雪剤が混ざった雪が車の下回りに付着するとサビや劣化の原因になるので、シャシーの洗浄や塗装が必要になります。
■ショックアブソーバー
…ショックアブソーバーとは、スプリングの動きを滑らかに制御するための装置です。ダンパー、あるいはショックとも呼ばれます。ショックアブソーバーがついていない車があったとしたら、スプリングの動きがいつまで経っても収束せず、上下に揺れたままの状態が続いてしまいます。
■水平対向エンジン
…水平対向エンジンとは、クランクシャフトを中心に、ピストンが向き合うようなかたちで配置されているエンジンのことです。ピストンの動きがボクサーのパンチに似ていることから、BOXER(ボクサー)エンジンとも呼ばれます。平らな構造になっているので、エンジンの配置次第で重心を低くすることができます。スバル社とポルシェ社が採用しています。
■スーパーチャージャー
…スーパーチャージャーとは、エンジンに強制的に空気を送り込む過給装置のことです。略してスーチャーと呼ばれることがあります。スーパーチャージャーがなくてもエンジンは動きますが、スーパーチャージャーがあるとエンジンのパワーが強くなります。ターボチャージャーとは違い、クランクシャフトの回転の力を利用して過給します。
■スキール音
…スキール音とは、タイヤが空転するときの「キキー!」という音のことです。
■スタック
…スタックとは、雪や砂にタイヤがはまり込んで立ち往生することです。
■スタビライザー
…スタビライザーとは、ロールを抑えるための部品のことです。アンチロールバーともいいます。
■スタビリティコントロール
…スタビリティコントロールとは、アンダーステアオーバーステアなど、車の挙動が乱れた時、ブレーキの効きや駆動力などを制御して、安定性を保つための装置のことです。
■ステーションワゴン
…ステーションワゴンとは一般に、セダンの室内とトランクルームを一体化させ、たくさんの荷物がつめるようになっている車のことです。代表車種…スバル・レガシィなど。
■ステアリング
…ステアリングとは、自動車の舵取り装置のことです。ステアリングホイールを略してステアリングということもあります。
■ステアリングホイール
…ステアリングホイールとは、ハンドルのことです。
■スピードメーター
…スピードメーターとは、走行中の自動車の時速を表示するメーターのことです。
■スプリング
…スプリングとは、自動車用の太いバネのことです。コイルスプリングともいいます。
■スポイラー
…スポイラーとは、空気の流れをなめらかにしたりダウンフォースを得るためのパーツです。
■スライド
…スライドとは、タイヤが横滑りすることです。
■スリップアングル
…スリップアングルとは、タイヤが向いている方向と実際に進んでいる方向とのわずかな角度の差のことです。
■スリップストリーム
…スリップストリームとは、前の車のすぐ後ろを走ることで空気抵抗を減らす状態、またはそのような空気の流れのことです。
■スローイン・ファーストアウト
…スローイン・ファーストアウトとは、カーブに入る前にスピードを落としておき、カーブを抜けて直線に向かうときにスピードを上げていく走り方です。レースでは基本的にこのような走り方がされます。
■セッティング
…セッティングとは、エンジンの出力やウイングの角度、サスペンションなどを調節、設定することです。
■セダン
…セダンとは一般に、エンジンルーム、室内、トランクルームの3つの箱型(3BOX)を備えた形状の車のことです。代表車種…トヨタ・クラウンなど。
■セルフアライニングトルク
…セルフアライニングトルクとは、旋回中のタイヤがスリップアングルを小さくしようと自ら働く力のことです。ハンドルを切った状態で進んだときにハンドルが元に戻ろうとするのは、この力によるものです。
■センターコンソール
…センターコンソールとは、運転席と助手席の間を仕切っている内装のことです。
■走行性能曲線
…走行性能曲線とは、どのギアのときにどれくらいのスピードが出せるかを曲線で表したものです。エンジンとギアの関係がどのような関係にあるかを知ることが出来ます。
■ソフトトップ
…ソフトトップとは、オープンカーの屋根で、布製のホロで出来ているもののことです。金属製の屋根はメタルトップあるいはハードトップと呼ばれます。
■ターボチャージャー
…ターボチャージャーとは、排ガスの圧力などを利用してエンジンに強制的に空気を送り込む過給装置のことです。略してターボと呼ばれます。ターボがなくてもエンジンは動きますが、ターボがあるとエンジンのパワーが強くなります。スーパーチャージャーとは違い、排気圧の力を利用して過給します。
■ダウンフォース
…ダウンフォースとは、車を地面に押し付ける力のことです。ダウンフォースが大きいと、普通よりも速いスピードでカーブを曲がることができます。
■ダウンヒル
…ダウンヒルとは、下り坂、または下り坂で行うレースのことです。上り坂はヒルクライムといいます。
■タコメーター
…タコメーターとは、走行中の自動車のエンジン回転数を表示するメーターのことです。スポーツタイプの車にはタコメーターが付いていることが多いです。
■タマ(台数)
…タマとは一般に、市場に流通している自動車の台数のことです。
■ダンパー
…ダンパーとは、ショックアブソーバーのことです。
■チューニング
…チューニングとは、車を改造することです。
■ツインターボ
…ツインターボとは、ターボチャージャーを二基搭載した過給装置のことです。
■ツインスクロールターボ
…ツインスクロールターボとは、ターボチャージャー内のスクロール室(排ガスの入り口)を2つに分け、低回転のときには片側のスクロール室だけを、高回転のときには両方のスクロール室を、というように使い分けることで効率よくパワーを引き出すことのできるターボのことです。
■ディスクブレーキ
…ディスクブレーキとは、ローターと呼ばれる円盤を、2つのブレーキパッド(摩擦材)で挟みつけることによって制動力を発揮するブレーキのことです。ドラムブレーキに比べて放熱性に優れています。
■低速トルク
…低速トルクとは、エンジンの回転数が低いときのトルクです。
■低ミュー路
…低ミュー路とは、摩擦係数が少ない路面(滑りやすい路面)のことです。
■テール
…テールとは、車の後ろの部分のことです。車の前の部分はノーズといいます。
■ディフューザー
…ディフューザーとは、車体下の空気の流れを整えることによってダウンフォースを得るための部品のことです。エアロパーツのひとつと考えてよいでしょう。また、芳香剤の香りを車内に拡散させるための器具のこともディフューザーと呼ばれます。
■デファレンシャルギア
…デファレンシャルギアとは、左右の駆動輪の内輪差を吸収するためのギアのことです。略してデフ、あるいはデファレンシャルともいいます。
■テンロク
…テンロクとは一般に、1.6リッターエンジンのことです。
■トー角
…トー角とは、車を真上から見たときのタイヤと進行方向との角度のことです。
■ドアトリム
…ドアトリムとは、ドア内側の内装のことです。
■ドライブシャフト
…ドライブシャフトとは、タイヤから伸びている車軸のことです。
■トラクション
…トラクションとは駆動力のことです。単にエンジンの力というだけでなく、エンジンの力がタイヤを介して地面に伝わる時の力なので、雨で濡れた路面などでは、いくらエンジンの力が大きくてもトラクションは小さくなります。
■ドラムブレーキ
…ドラムブレーキとは、厚みのある円盤状のドラムの中で、シューと呼ばれる摩擦材をドラムの内側に押し付けることで制動力を発揮するブレーキのことです。少しの力で大きな制動力を確保できますが、ディスクブレーキと比べると放熱効果に劣ります。
■トランスミッション
…トランスミッションとは、変速機のことです。大きさの違うギア(歯車)を噛み合わせることによって、自動車の様々な速度に対応することができます。
■ドリフト
…ドリフトとは一般に、後輪または4輪全てが横滑りしている状態のことです。
■トルク
…トルクとは、エンジンが生み出すパワーのことです。「馬力=トルク×エンジン回転数」です。
■トルクコンバーター
…トルクコンバーターとは、エンジンの動力を変速機に伝える装置です。ATのクラッチとして使用されています。MTのような機械式のクラッチとは違い、オイルを介して動力を伝えているので、流体クラッチとも呼ばれます。
■トレッド
…トレッドとは、左右のタイヤの間の長さのことです。正確には、左右のタイヤの中心点との距離で計測されます。またそれとは別に、タイヤが地面に接している面のことをトレッド面といいます。
■ネット値
…ネット値とは、エンジンのパワーを測るときに、車体に積み込んだ状態で測定した値のことです。車に積み込んだときの影響を考えずに測定した値はグロス値と呼ばれます。
■ノーズ
…ノーズとは、車の前の部分のことです。車の後ろの部分はテールといいます。
■ノーズダイブ
…ノーズダイブとは、フロントタイヤが沈むことです。ブレーキを踏むと車はノーズダイブします。
■ノーズリフト
…ノーズリフトとは、フロントタイヤが浮き上がり気味になることです。加速の最中に車はノーズリフトします。
■パーシャルスロットル
…パーシャルスロットルとは、加速も減速もしない状態のことです。ハーフスロットルともいいます。
■パートタイム4WD
…パートタイム4WDとは、いつもは2WDで走行し、特別な場合だけ4WDに切り替えることができるシステムのことです。コンピューターが自動で切り替えるものと、手動で切り替えるものがあります。パートタイム4WDに対して、常に4WDで走行するものはフルタイム4WDといいます。
■ハードトップ
…ハードトップとは、オープンカーの屋根で、金属製のもののことです。メタルトップともいいます。布製のホロで出来た屋根はソフトトップと呼ばれます。
■ハーフスロットル
…ハーフスロットルとは、加速も減速もしない状態のことです。パーシャルスロットルともいいます。
■バケットシート
…バケットシートとは、普通のシートよりも、ドラーバーを包み込むように支えてくれるシートのことです。座った感じは硬くなりますが、よりしっかりとドライバーを固定してくれるので、スポーツカーに向いています。
■パッシング
…パッシングとは、追い越しのことです。オーバーテイクとも呼ばれます。一瞬だけライトを光らせて対向車に合図することもパッシングといいます。
■ハッチバック
…ハッチバックとは一般に、リアに跳ね上げ式のドアがついている小型車のことです。代表車種…ホンダ・シビックなど。
■バッテリー
…バッテリーとは、自動車に使われる大型の充電式電池のことです。自動車にはバッテリー用の発電機がついていて、自動車が走るとバッテリーが充電されます。バッテリーの寿命は2〜4年と言われていますが、使用状態や環境によって違います。
■馬力
…馬力とは、エンジンの仕事率のことです。「馬力=トルク×エンジン回転数」となります。単純なエンジンのパワーを表すトルクとは違って、馬力はパワーとスピードの両方を考慮した指標と考えてよいでしょう。なお、馬力には仏馬力と英馬力がありますが、自動車のエンジンの仕事率を表す単位として日本では仏馬力が使われています。
■バルブ
…バルブとは、エンジンの中において、シリンダー内に混合ガス(燃料)を吸気・排気するときの弁のことです。吸気バルブと排気バルブがあります。バルブが開くと吸気・排気され、バルブが閉じるとシリンダーが密閉されます。
■パワートレーン
…パワートレーンとは、エンジンパワーが駆動輪に伝わるまでの仕組みのことです。
■バン
…バンとは、箱型の荷台がついている車のことです。商用車が多いです。代表車種…トヨタ・ハイエースなど。
■ヒール・アンド・トゥ
…ヒール・アンド・トゥとは一般に、つま先でブレーキペダルを踏みながら、かかとでアクセルペダルを踏むことです。ブレーキングしながらシフトダウンをするために行います。
■ピッチング
…ピッチングとは、加速や減速、シフトチェンジ、あるいは段差に乗り上げた時などに起こる振動のことです。
■ピラー
…ピラーとは、ガラスとガラスの間にある支柱のことです。フロントガラスと前席窓ガラスの間のピラーをAピラー、前席窓ガラスと後席窓ガラスの間のピラーをBピラー、後席窓ガラスとリアガラスとの間のピラーをCピラーと呼びます。
■ヒルクライム
…ヒルクライムとは、上り坂、または上り坂で行うレースのことです。下り坂はダウンヒルといいます。
■ブースト圧
…ブースト圧とは、ターボチャージャーなどの過給器がエンジンに空気を送るときの圧力のことです。過給圧ともいいます。基本的には、ブースト圧が大きければ大きいほどエンジンのパワーは強くなります。
■フルタイム4WD
…フルタイム4WDとは、常に4輪が駆動する駆動システムのことです。フルタイム4WDに対して、2WDと4WDを切り替えながら走行するものはパートタイム4WDといいます。
■フルモデルチェンジ
…フルモデルチェンジとは、商品を大幅に改良することです。自動車の場合は、5〜6年に1度フルモデルチェンジが行われることが多いようです。商品の部分的な改良のことはマイナーチェンジと呼ばれます。
■ブロー
…ブローとは、エンジンなどが壊れることです。
■フロントミッドシップ
…フロントミッドシップとは、エンジンが運転席より前に配置してあり、かつ、限りなく車の中心に近いレイアウトになっているもののことです。重量バランスの関係から、運動性能に優れます。
■ヘアピン
…ヘアピンとは一般に、入り口から出口にかけて、ぐるりと180度ちかく回り込むような急カーブのことです。
■ホイールベース
…ホイールベースとは、前輪と後輪の間の長さのことです。長ければ長いほど直進安定性に優れ、短ければ短いほど回頭性に優れます。
■ボディアース
…自動車というのはライトやオーディオなど、いろいろな部分で電気を使います。この電気はバッテリーから供給されていますが、バッテリーからライトやオーディオへと電気を流すのには、銅線などで直接つなぐのではなく、ボディを通して電気が伝えられています。これをボディアースといいます。自動車のボディは鉄で出来ているので電気を通しますが、銅線より電気を通す効率は落ちます。ボディアースをすると銅線を使うよりもコストが安いので、多くの自動車メーカーは電気系統にボディアースを採用しています。
■マイナーチェンジ
…マイナーチェンジとは、商品の小さな改良のことです。正確にはマイナーモデルチェンジといいます。自動車の場合は2〜3年に一度マイナーチェンジが行われることが多いようです。商品の全面的な改良のことはフルモデルチェンジと呼ばれます。
■摩擦係数
…摩擦係数とは、物体と物体とを擦り合わせたときの滑りにくさのことです。摩擦係数が大きい程滑りにくいということになります。1kgの物体を地面におき、それを1kgの力で引っ張ることができるときの摩擦係数が1です。乾いた路面では摩擦係数が0.8前後、雨に濡れた路面では0.5前後、雪道では0.3前後になります。
■マフラー
…マフラーとは、エンジンから出る排気ガスを最終的に排出する装置のことです。サイレンサーともいいます。
■ミッション
…ミッションとは、トランスミッションの略です。
■ミッドシップ
…ミッドシップとは、ミッドシップ・レイアウトの略で、エンジンが車の中心に配置してあるというエンジンレイアウトのことです。MRともいいます。多くのMR車は運転席のすぐ後ろにエンジンが配置されており、かつ、後輪駆動です。走行性能に優れることから、F1マシンにもMRが採用されています。駆動方式にはMRの他に、FFFRRR4WDがあります。
■ミニバン
…ミニバンとは一般に、3列シートで6〜7人乗りの乗用車のことです。代表車種…マツダ・MPVなど。
■ミュー
…ミューとは、摩擦係数のことです。物体と物体とを擦り合わせたときの滑りにくさを表していて、摩擦係数が大きい程滑りにくいということになります。1kgの物体を地面におき、それを1kgの力で引っ張ることができるときの摩擦係数が1です。乾いた路面では摩擦係数が0.8前後、雨に濡れた路面では0.5前後、雪道では0.3前後になります。
■メタルトップ
…メタルトップとは、オープンカーの屋根で、金属製のもののことです。ハードトップともいいます。布製のホロで出来た屋根はソフトトップと呼ばれます。
■ヨーイング
…ヨーイングとは、旋回中の車が向きを変えようとする力のことです。
■ライン
…ラインとは一般に、道路上を走り抜けるときの軌跡のことです。自動車レースなどでは、どのようなラインで走るかが勝利につながるポイントとなります。
■ラリー
…ラリーとは、自動車競技のひとつです。指定された速度でチェックポイントをクリアしていくものと、決められた区間でタイムを競うものとがあります。ラリーの中ではWRC(世界ラリー選手権)が有名です。
■ランエボ
…ランエボとは一般に、ミツビシ・ランサーエボリューションのことです。
■リサイクル料金
…リサイクル料金とは、自動車を解体したときに出るゴミ(シュレッダーダスト)や、エアバッグ類のリサイクル、カーエアコンに使われるフロン類を破壊するために必要な費用のことです。2005年1月1日に制定された自動車リサイクル法により、新車を買うときにはリサイクル料金を払わなくては買うことができないようになりました。また中古車の場合で、その車のリサイクル料金をまだ誰も支払っていない場合は、車検を受けるときにリサイクル料金を納めます。そのときリサイクル料金を払わないと、車検が受けられないようになっています。
■流体クラッチ
…流体クラッチとは、MT車に使われているような機械式のクラッチとは違い、オイルを介してエンジンの動力を伝えるクラッチのことです。AT車のクラッチに使われているトルクコンバーターは流体クラッチです。
■レシプロエンジン
…レシプロエンジンとは、ピストンの上下運動をクランクシャフトによって回転運動に変えているエンジンのことです。ほとんどのエンジンはこのレシプロエンジンですが、ロータリーエンジンはこれとはまったく違う構造をしています。
■レスポンス
…レスポンスとは、応対性のことです。アクセルを踏むとすぐにスピードが出たり、ハンドルを回すとすぐに曲がってくれるような車はレスポンスが良い車だと言えます。。
■レッドゾーン
…レッドゾーンとは危険領域のことです。特にレブリミット以上のエンジン回転数を指していうことが多いです。
■レブリミット
…レブリミットとは、エンジン回転数の限界のことです。レブリミットを超えてエンジンを過剰に回転させてしまうと、エンジンの故障につながります。
■ロータリーエンジン
…ロータリーエンジンとは、三角形のローターをエンジン内で回転させて動力を生み出すエンジンのことです。一般的なレシプロエンジンとはまったく違う構造になっています。日本の自動車メーカーではマツダが唯一量産に成功しています。
■ロール
…ロールとは、旋回中に車が外側へ傾くことです。サスペンションが柔らかい車は乗り心地は良くなりますが、ロール量は大きくなります。ロール量が大きいと走行性能を低下させます。
■ロールアンダー
…ロールアンダーとは、ロールが原因でアンダーステアが引き起こされることです。
■ロールケージ
…ロールケージとは、車体の剛性を高めるために車内に取り付けられるパイプ類のことです。正しくは「〜ケージ」(cage:かご)で、「〜ゲージ」は誤りです。
■ロールセンター
…ロールセンターとは、車がロールするときの中心点のことです。ロールセンターが車の重心から離れていればいるほどロールが出やすくなります。
■ロールバー
…ロールバーとは、車が転倒したときにドライバーを守るため、車内に取り付けられるパイプのことです。ロールケージを指していうこともあります。
■ロム(ROM)
…ロムとは、車のいろいろな部分を制御しているコンピューターの中の部品で、データを記録しておくものです。
■ワインディングロード
…ワインディングロードとは、曲がりくねった道のことです。
■ワゴン
…ワゴンとは一般に、ステーションワゴンのことです。
■ワンダリング
…ワンダリングとは、路面の凸凹などでハンドルがとられてふらつくことです。
■ワンボックスカー
…ワンボックスカーとは一般に、外観がひとつの箱型になっている車のことです。代表車種…トヨタ・ハイエースなど。
■ABS
…ABSとは、Antirock Brake Systemの略で、急ブレーキ時のタイヤロックを解除してくれるシステムのことです。ブレーキをかけた時にタイヤがロックしてしまうと、タイヤが滑るので制動距離が伸びてしまいます。ABSはタイヤのロックをコンピューターが感知しロックを解除、タイヤの回転を抑えつつロックしないギリギリの状態を保ってくれます。雨道や雪道を走るときはABSがあると安心です。
ACD
…ACDとは、Active Center Differentialの略で、車の走行状態に合わせてLSDの利きを最適化するシステムのことです。
ASC
…ASCとは、Active Stability Control Systemの略で、車の走行状態に合わせて4輪全てのブレーキの利きを最適化し、スピンを防ぐシステムのことです。
AT
…ATとは、Automatic Transmissionの略で、車のスピードに合わせて自動でギアを変えてくれるタイプのトランスミッションのことです。クラッチトルクコンバーターを使用しています。
■ATTESA
…ATTESAとは、Advanced Total Traction Engineering System for ALLの略で、フルタイム4WDシステムのひとつです。通常は前後50:50の割合でトルクを配分し、前後どちらかのタイヤが空転した時にトルク配分を調整してタイヤの空転を防ぎます。
■AVCS
…AVCSとは、Active Valve Control Systemの略で、スバル製の可変バルブ機構の呼び方です。
■AWD
…AWDとは、全輪駆動(All Wheel Drive)のことです。普通の自動車は四輪車なので、4WDと同じ意味になります。
■AYC
…AYCとは、Active Yaw Controlの略で、旋回中の自動車のタイヤの回転をコントロールすることで旋回性能を高めるシステムのことです。
■CVT(無段変速機)
…CVTとは、Continuously Variable automatic Transmissionの略で、ギアの代わりに金属製または樹脂製のベルトを使って変速時のショックを軽減したトランスミッションのことです。ATと同じく変速は自動で行ってくれます。構造的にはATよりも燃費の向上が見込めます。
■DOHC
…DOHCとは、Double OverHead Camshaftの略で、エンジン内において、1つのシリンダーに対して2つのカムシャフトが使われていることをいいます。1つのシリンダーに対して1つのカムシャフトしか使われていないSOHCよりもパワーが出る仕組みになっています。
■EBD
…EBDとは、Electronic Brake force Distributionの略で、コンピューターが路面状況などに合わせてブレーキの効きをコントロールするシステムのことです。ブレーキを踏んでいるときというのは車の動きが不安定になりがちなので、EBDはブレーキング中の車の動きを安定させてくれます。
■FF
…FFとは、Front engine - Front driveの略で、エンジンが前に配置してあり、前輪のみが駆動するという駆動方式です。現在の自動車は多くがFF車となっています。駆動方式にはFFの他に、FRMRRR4WDがあります。
■FR
…FFとは、Front engine - Rear driveの略で、エンジンが前に配置してあり、後輪のみが駆動するという駆動方式です。駆動方式にはFRの他に、FFMRRR4WDがあります。
■HID
…HIDとは、High Intensity Discharged lampの略で、ライトの形式の一種です。普通のハロゲンランプよりも日光に近く、とても明るい光が出るうえ、寿命も長持ちします。
■kg・m / kg-m / kgm
…kg・m(またはkg-m、またはkgm)とは、トルクの単位のことです。物理的には、回転軸から1m離れた点にかかる力の大きさのことをいいます。昔はトルクの単位としてkg・mが頻繁に使われていましたが、最近では国際単位であるN・mに移行しつつあります。1N・m=0.10197kg・mです。
■kg/cm^2
…kg/cm^2とは過給圧の単位です。物理的には、一平方cmあたりにかかる圧力のことをいいます。昔は過給圧の単位としてkg/cm^2が頻繁に使われていましたが、最近では国際単位であるkPaに移行しつつあります。1kPa=0.0102kg/cm^2です。
■kPa
…kPaとは過給圧の単位です。物理的には、一平方cmあたりにかかる圧力のことをいいます。昔は過給圧の単位としてkg/cm^2が頻繁に使われていましたが、最近では国際単位であるkPaに移行しつつあります。1kPa=0.0102kg/cm^2です。
■kw
…kwとは、馬力の単位です。昔はエンジンの仕事率の単位としてpsが頻繁に使われていましたが、最近では国際単位であるkwに移行しつつあります。1kw=1.36psです。
■LSD
…LSDとは、Limited Slip Diffrentialの略で、加速するときや減速するときにデファレンシャルギアの効きを抑えることによってタイヤの空転を防ぐ装置のことです。
■MIVEC
…MIVETとは、Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control systemの略で、ミツビシ製の可変バルブ機構の呼び方です。
■MR
…MRとは、Mid engine Rear driveの略で、エンジンが車の中心に配置してあるというエンジンレイアウトのことです。ミッドシップともいいます。多くのMR車は運転席のすぐ後ろにエンジンが配置されており、かつ、後輪駆動です。走行性能に優れることから、F1マシンにもMRが採用されています。駆動方式にはMRの他に、FFFRRR4WDがあります。
■MT
…MTとは、Manual Transmissionの略で、車のスピードに合わせて手動でギアを変えるタイプのトランスミッションのことです。ATに比べて面倒な面がありますが、運転は楽しくなります。
■NA
…NAとは、Natural Aspirationの略で、自然吸気のエンジンのことです。ターボチャージャーなどの過給器がついているエンジンと区別する言葉として用いられます。
■N・m / N-m / Nm
…N・mとはトルクの単位のことです。物理的には、回転軸から1m離れた点にかかる力の大きさのことをいいます。昔はトルクの単位としてkg・mが頻繁に使われていましたが、最近では国際単位であるN・mに移行しつつあります。1N・m=0.10197kg・mです。
■NEO-VVL
…NEO-VVLとは、Nissan Ecology Oriented performance Variable Valve Lift&timing の略で、ニッサン製の可変バルブ機構の呼び方です。
■OEM
…OEMとは、Original Equipment Manufacturing の略で、他社ブランドの製品を製造することです。自動車業界では、例えばダイハツ製の車を、ダイハツとトヨタの両方で販売するというようなことがときどき行われます。例…ダイハツ・ビーゴ(トヨタ・ラッシュ)など。
■ps
…psとは馬力の単位です。昔はエンジンの仕事率の単位としてpsが頻繁に使われていましたが、最近では国際単位であるkwに移行しつつあります。1kw=1.36psです。
■rpm
…rpmとは、Revolutions Per Minuteの略で、1分間あたりのエンジンの回転数のことです。例えばエンジンの最高出力を表す際に「100ps/6000rpm」と書かれていたら、エンジンが1分間に6000回転するときに100psを発生させる、ということを表します。
■RR
…RRとは、Rear engine Rear dirveの略で、エンジンが後ろに配置してあり、後輪のみが駆動するという駆動方式です。駆動方式にはRRの他に、FFFRMR4WDがあります。
■SOHC
…SOHCとは、Single OverHead Camshaftの略で、エンジン内において、1つのシリンダーに対して1つのカムシャフトが使われていることをいいます。1つのシリンダーに対して2つのカムシャフトが使われているエンジンはDOHCと呼ばれます。
■SUV
…SUVとは、Sport Utility Vehicleの略で、スポーツ多目的車のことです。ワゴン車等よりも車高が高いのが特徴で、トヨタ・ハイラックスサーフなどが代表格です。
■TCL
…TCLとは、Traction Controlの略で、ミツビシ製のTCSの呼び方です。
■TCS
…TCSとは、Traction Control Systemの略で、加速時のトラクションを制御することによって車がスピンするのを防いでくれるシステムのことです。メーカーによってはTRC(トヨタ)、TCL(ミツビシ)とも呼ばれます。
■TRC
…TRCとは、Traction Controlの略で、トヨタ製のTCSの呼び方です。
■VTEC(ブイテック)
…VTEC(ブイテック)とは、Variable Valve Timing and Lift Electronic Controlの略で、ホンダ製の可変バルブ機構の呼び方です。
■VVT
…VVTとは、Variable Valve Timingの略で、トヨタ製の可変バルブ機構の呼び方です。
■WRC(世界ラリー選手権)
…WRCとは、世界ラリー選手権(World Rally Championship)のことで、ラリー競技の最高峰に位置するものです。欧州ではF1と並ぶ人気がありますが、日本での知名度はあまり高くありません。2005年から日本もWRCの舞台のひとつに選ばれるようになったことで、徐々に知名度が増えつつあります。
数字
■4WD
…4WDとは、4輪駆動のことで、前輪と後輪がどちらも駆動する駆動方式のことです。現在はFFがベースとなっている4WDが多いですが、FRがベースになっているものや、RRがベースになっているものもあります。

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